いろいろな取組み
特徴的な活動のいくつかを紹介します。
育てる・収穫する・食べる
園に隣接した畑ではジャガイモ・サツマイモを、園庭の田んぼではお米(もち米)を育てています。農園活動の体験から子どもたちはたくさんのことを学びます。
季節の移り変わり、作物の生育のようす、命を育むことの大切さ、収穫の喜び、食べるおいしさ、がんばったうれしさ…。収穫した作物は、カレーパーティや焼き芋大会、おもちつきでいただきます。子どもたちも調理や準備に関わる大好きなイベントです。
感触を楽しむ
ボディペインティング、フィンガーペインティング
夏の日差しの中で行われるボディペインティング、フィンガーペインティングは、ふだんの生活では味わえないエキサイティングな活動です。
全身に絵の具をべたべた塗りたくって大はしゃぎ。ヌルヌル、ポヨポヨ、プルプル、ペタペタの感触をからだ中で感じて遊びます。最後はスプリンクラーのシャワーで水浴び。水たまりに寝転んでもったりする子や「雨だ、雨だ」と大興奮する子、次々に新しい遊びが始まります。
はだし保育
5月から10月までは、園庭での遊びはできるだけはだしになって行うようにしています。
砂、土、草むら、木道、でこぼこ道など、足裏から伝わる刺激の違いを感じることができます。はだしは足指が開放されるのでバランスがとりやすく、足の指で地面をつかんで動き回ることができますし、大脳を活性化する働きもあるようです。
絵本を楽しむ・図鑑で調べる
絵本や図鑑をいつでも手に取れる環境づくりに努めています。絵本の中では、嬉しい、楽しい、悲しい、怖いなどの様々な感情の疑似体験を味わうことができ、現実の世界と相まって心が豊かに育っていきます。図鑑を取り出して、つかまえた虫やザリガニの飼育方法を調べる姿も日常茶飯事。クラス文庫のほかに、正面玄関ホールにある穴倉のような絵本コーナーでは、子どもたちはひっそりと絵本の世界に浸っているかのようです。
園外保育と遠足
日常とはまた違う場所で、季節を感じ、自然とふれあって様々な経験ができるように努めています。季節により防災の丘公園、平塚総合運動公園、厚木森の里若宮公園などに出かけています。
遠足は、春は保護者同伴。秋の遠足は子どもと先生で出かけます。
英語に親しむ
園生活の中で英語に親しめる環境をつくりたいと、ネイティブスピーカーの英語の先生に週1回程度来てもらっています。
遊びや生活の場面で話しかけたり、一緒に遊んだり、歌を歌ったり、子どもたちが英語や外国人に自然にふれ合うことができる環境づくりをめざしています。