大切にしていること
教育目標
当園がめざす子ども像を紹介します。
- 自分で考えて行動し、情操豊かな子ども
- 元気で明るく、友だちと楽しく遊べる子ども
- やさしく思いやりのある、強くたくましい子ども
私たちが大切にしていること
主体的で対話的で深い学び
子ども達は環境を通して人や物や自然と対話しながら自らの学びを深めています。そこには言われたからやる、決まっているからやるのではなく、自らの思い、発想、興味、関心等を大切にした姿があります。私たちは、その姿を大切にしています。
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遊びは子どもを育てる最高の教材
遊び中心というと、「ただ遊んでいるだけ」と思われがちですが、子どもは遊びや生活の中で、様々なことを感じ、考え、探求し、友だちと関わり、時には葛藤しながらも人と関わる力を身につけていきます。子ども自らが目を輝かせる遊びの中には、「おもしろそう」「やってみたい」「どうしてかな」といった気持ちが育っている姿が随所に見られます。
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熱中して遊べる環境づくり
子どもが育つ環境として園庭はもっとも大切な場です。園庭にはたくさんの木々や草花が植えられ、新緑や落ち葉など、子どもたちは五感を通して季節を感じることができます。ビオトープやトンネル山、砦、ワラの家、草むらの虫捕り…など、やりたい遊びを見つけて熱中できる遊びの環境づくりをめざしています。自然豊かな遊び場は、子どもの尽きない興味を育んでいきます。
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話し合いながら進める園生活
当園では、ことあるごとにみんなで話し合うことを大切にしています。保育者が「教え」、子どもが「学ぶ」というのではなく、仲間とやりとりをして遊びのイメージを共有したり、問題が起きたときは話し合って解決したりなど、自分たちで考えたり、決めることをとても大切にしているからです。こうしたことができるようになるためには、保育者は日ごろから子どもの言葉に耳を傾け、子どもの思いをゆっくり丁寧に聞くということが何より大切と考えています。
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みんなで力を合わせる面白さ、
自分たちでつくり上げる楽しさ行事は、子どもたちが協同して活動する中で大きく成長していく機会です。特に年長クラスのお泊り保育、運動会、発表会などでは、時間をたっぷりかけ、納得いくまで話し合って進めるので、保育者が事細かく指示することなく、自分たちで積極的に動くことができるようになります。子どもたちにとって、大好きな家族に自分たちで作った(考えた)ものを見てもらえる楽しい機会にもなっています。
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子どもと一緒に遊び、
楽しむことができる保育者に子どもたちと共に園生活を送る保育者の関わり方も、子どもの成長にとって大きな「環境」です。大人同士がコミュニケーションを取り合い、個性を発揮しながら生き生きと生活する姿を子どもたちは敏感に感じ、温かで穏やかな空気感の中で過ごすことができます。子どもと一緒に遊びを楽しみ、ときには寄り添い、見守ることができる、そんな保育者でありたいと私たちは考えています。
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子どもの学びを「ポートフォリオ」で見える化
「ポートフォリオ」とは、保育中にタブレットなどで撮影した写真に子どもの言葉やコメントを添えて発信する方法です。廊下や玄関に掲示し、エピソードを通して「わが子が何に夢中になっているのか、どのような育ちがあるのか」を分かりやすく保護者に伝えようとしています。保護者だけでなく、子ども本人も見て確認することができますし、保育者にとってはほかのクラスの様子を知ったり、実践から学んだり、互いに相談し合ったりする媒体にもなっています。